学校給食の始まりと変遷

学校給食の始まりと変遷

学校給食の始まりと変遷

学校のお楽しみの一つと言えば、給食ではないでしょうか。そもそも給食は、貧困により弁当を持参できなかった子供のために、無料で食事を提供した事が起源で、山形県の私立忠愛小学校で始まったと言われています。当時はおにぎりと焼き魚、漬け物といったものを陶磁器の器で出されており、家庭で食べる食事のような雰囲気がありました。

その後、試験的にいくつかの地域で学校給食が実施されるようになり、第二次大戦後には本格的に全国に導入されるようになりました。この頃はアメリカによる小麦粉の寄贈もあり、コッペパンといったパン食が増えていきました。また、定番メニューだった脱脂粉乳やクジラ肉の竜田揚げは時代を物語っています。それ以降、高度成長期の到来と共に、政府からは摂取カロリーや栄養バランスに関する指針が打ち出されるようになり、給食は子供の成長に必要なエネルギーや健康増進には欠かせないものになりました。給食は、学校に通う貧しい子供の救済という意味合いから、子供の健康を作るという重要な政策に変化していったのです。